ロンドンオリンピック

ロンドンオリンピック

2012年に開催されたロンドンオリンピックのU-23男子サッカーは、オリンピックの歴史を振り返っても滅多にないほど波乱が起きた大会でした。

まず、オリンピックへの出場権を賭けた各大陸の予選から大番狂わせが続出します。 北中米カリブ海予選では2つの出場枠を巡る大激戦の末、アメリカが出場権を逃すという結果になりました。ヨーロッパ予選でも前回大会出場国のイタリアやオランダが出場できず、南米予選においては前回大会金メダルのアルゼンチンが出場権を逃してしまったのです。

オリンピック本大会に入ると、まずは日本が金メダル候補のスペインを破り、スペインはそのままグループリーグで一勝も挙げられずに敗退してしまいます。 自国開催のイギリスもイギリス4協会の合同チームで出場し、オーバーエイジでビッグネームを招集するなどメダル獲得を目指していましたが決勝トーナメント一回戦で敗退してしまいます。

最終的に、ダークホースだったメキシコが金メダルに輝いたのが2012年のロンドンオリンピックにおけるU-23男子サッカーでした。