日本と世界のサッカーにおけるスポンサーの違い

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サッカーの本場であるヨーロッパでは、特に、ビッククラブと言われているクラブには、大企業がスポンサーとなっていることが多いです。 これは、ビッククラブは、テレビなどメデイアへの露出が多く、そのクラブの試合は世界中で観戦されていることから、世界中に宣伝効果が見込めることがひとつです。また、ビッククラブのスポンサーになることは、その企業のステータスにあることから、出資したい企業は数多くあります。

日本の企業もマンチェスターユナイテッドやバルセロナなどへ出資しています。この契約に基づくお金は、クラブにとって大きな収入になります。これにより、選手を補強したり、年俸を上げて引き止めることができます。 日本にも、トヨタを始め世界に誇る大企業があります。そして、これらの企業は、Jリーグのクラブのスポンサーとなっています。しかし、このように、国際的な大企業が出資しているにも関わらず、日本からビッククラブが生まれないのはなぜでしょうか。

やはり、Jリーグの試合やクラブの国際的な露出の少なさにあると言えます。露出が少ないと、宣伝効果がありませんから、Jリーグのクラブに対して、大金を出資しようとする企業は現れることはないでしょう。 したがって、Jリーグとして、国内のサッカークラブをどのように国際的な売り出し方をするかより議論を進める必要があります。