サッカークラブのスポンサー

Jリーグでも海外サッカーでも同じで、サッカー観戦しているとユニフォームについたスポンサーのマークが目に入ってくるでしょう。サッカーのクラブチームとスポンサー契約を結ぶには、多額な金額を支払わなければなりません。しかし、それなりの金額を支払ってでもスポンサーになるのにはいくつかのメリットがあるからです。

海外ではブックメーカー会社が多くのリーグでスポンサーをしています。特にイングランド・プレミアリーグでは毎シーズン約半数のクラブのユニフォームスポンサーがブックメーカーです。

日本ではあまり知られていない企業であっても、目にする機会が増えることで知名度アップにつながります。また、企業が安定した経営を行っているというアピールにもなるため、信頼感を与えることもできるでしょう。そして、チームを応援しているファンに対しても、企業としての好感度を高めることができるなど様々なメリットがあります。やはり有名なチームになればなるほど契約金は高くなりますが、それだけ宣伝効果も高いと言えます。

これまで紹介したのは企業側に対するメリットですが、逆にクラブチームにとってのメリットもあります。ボールやユニフォーム等サッカー用具の購入や練習場所の確保、遠征などを行う時の交通費など、チーム運営にはお金がかかります。スポンサーがつくことで、金銭面に関してサッカーをする上で色々とサポートしてもらえるのです。スポンサーがいなければ全て自分たちで手配し負担をしなければならず、とても大変になります。スポンサーがついてくれるようになるにはある程度の実力が必要になりますが、サッカー選手として活躍していく上ではスポンサーがつくことは大切と言えるでしょう。

ブックメーカーなどの企業側にとっても、クラブチーム側にとってもスポンサー契約には多大なメリットがあると言えます。

近年で楽天がバルセロナ、横浜ゴムはチェルシーのユニフォームスポンサーになるなど、日本企業は積極的に海外のビッグクラブのスポンサーになっています。一昔前では、シャープが世界一の人気クラブであるマンチェスター・ユナイテッドのユニフォームスポンサーになっていました。