名古屋グランパスが財政問題を改革

グランパス

サッカーJリーグ名古屋グランパスは、日本を代表する世界トップの自動車メーカーがスポンサーとなり、グループ会社10社と地元の企業によって支援しているチームです。 しかし近年、観客動員が多くないと分析されてきました。 原因はいろいろありますが、例えば2つのメインスタジアムはいずれも名古屋から遠く、1つは名古屋駅から電車で1時間の距離です。

もう1つはスタンドの傾斜がきつく、屋根付きスタジアムを作っているチームもあるのに対して屋根もないため、雨天の試合ではあまり観客がいない状況です。 また、最近は成績不振続きで、昨季の年間シーズン成績が前期・年間9位、後期10位で、その他のトーナメント大会でも2回戦敗退などの成績でした。 これらの複合的な理由で、現在観客動員も財政も非常に苦労しています。

そこで2016年から、親会社の自動車メーカーが名古屋グランパスを子会社化すると報道されています。 現在グランパスは赤字状態ですので、これが実現すれば財政問題はとりあえずいったん落ち着きますし、それだけではなく、選手補強の面でも効果が出そうと期待されています。 今季は、昨季にキャプテンを務めた選手や、主力の外国人選手たちが多数退団するという事態になり、戦力面でもダウンと考えられていますが、財政問題の面でも新たな展開を迎えますし、OBの有名選手が監督に就任しますので、今年は名古屋グランパスのサッカーに大いに注目できます。