強化よりもエンターテインメントを重視している

エンターテインメント

強化ではなく興業、つまりエンターテインメントとして盛り上げることを重視しているのが、いつまでもサッカー男子日本代表が弱い理由だという人は多いです。 どういうことかというと、まず親善試合ですが、強化を目的とするのであればヨーロッパや南米まで遠征して、完全アウェイの状況で試合をした方がいいわけですが、日本代表の場合、国内で行うことが多いです。 国内で親善試合を行うメリットは、日本サッカー協会に収入が入る、スポンサーに貢献できるといったことが挙げられますが、海外のチームは十数時間もかけて日本に来ることになるのでベストコンディションとはいえず、どうしても日本が有利になってしまいます。 また、わざわざ、海外の一流国は来てくれないので、いつも似たような国の代表と試合をすることになってしまいます。 現在は昔と違い、日本代表のレギュラーの半分はヨーロッパでプレイしている状況なので、ヨーロッパで親善試合をした方が選手は体力的に楽です。 なので、今後、日本代表が強くなるためには、国内での親善試合を減らして、その分を海外の一流国との試合にあてるというのが重要になってくるでしょう。 もちろん、そのためには代表チームが国際大会で活躍して、強化試合の相手として評価されることが大事です。