サッカーJリーグ100年計画の核は他競技との連携

連携

サッカーJリーグ100年計画では、他競技も含めた多角的な運営が推し進められており、これまでに多くのクラブチームが継続的に実現しています。

具体例の一つが、競技施設の共有です。札幌市にある札幌ドームは、プロ野球チームの北海道日本ハムファイターズと北海道コンサドーレ札幌が共に本拠地として利用しています。プロ野球開催時は野球用の人工芝を敷き、サッカー開催時には移動式のホヴァリングサッカーステージを使用することで、排他の開催を可能としています。

競技の枠を超えたコラボレーションも、他競技との提携の一つです。Jリーグ所属のFC東京とプロ野球球団の東京ヤクルトスワローズは、定期的にタイアップ試合を開催しており、選手が相互に試合会場へ来場し試合を盛り上げたり、両方のスタッフが力を合わせてイベントを企画するなど、垣根を超えたスポーツ文化の発展への取り組みが見られています。

このほか、鹿島アントラーズ主催のミニバスケットボール大会等、他競技との連携は各地で実施されています。