ロンドンのサッカー強豪クラブ、トットナムのプレー・スタイル

ロンドンの強豪クラブとして知られるトットナムは、ライバルクラブやリーグの上位クラブに勝つために戦術に磨きをかけており、トットナムらしいプレー・スタイルを目指しています。

そのプレー・スタイルは、ディフェンダーからのビルドアップです。 イングランドのプレミアリーグでは、伝統的にロングボールを多用した「キックアンドラッシュ」と呼ばれる大味なサッカーを展開してきました。 しかし、トットナムは後方から攻撃を組み立てるビルドアップサッカーを標榜しているのです。

ボールを保持したら、まずは二人のセンターバックに預けます。 そのセンターバックはピッチの中央にいるダブルボランチと連携し、四人でパスを回しながら攻撃の起点となれる位置にいる選手を探します。 自陣でパスを回すことになるため、相手のプレスを受けることなく余裕を持って戦況を見渡せるのです。

そして、攻撃の起点となれる選手にパスを出したら一気にディフェンスラインを押し上げ、攻撃人数を掛けるというプレー・スタイルになっています。