川崎フロンターレ 黄金期を築くには移籍組3選手が鍵

2019シーズンの川崎フロンターレはリーグ3連覇だけでなく、Jリーグ史上初のリーグ優勝とACL制覇の2冠を目指しています。

そんな川崎フロンターレですが、他チームに移籍したエウシーニョ選手の穴をどうするかということが大きな不安材料でした。
しかし、新加入のマギーニョ選手がゼロックススーパーカップで攻守において存在感を見せただけでなく、途中出場の馬渡選手もそつのないプレーを見せるなどエウシーニョ選手の穴を感じさせない試合となりました。

また、同じく新加入のレアンドロ・ダミアン選手は強さと巧さを兼ね備えていて、名古屋グランパスのジョー選手のような活躍が期待できます。
なお、川崎フロンターレはパスワークに固執し、なかなかゴールが奪えないという試合が見られますが、レアンドロ・ダミアン選手がいることで膠着した試合展開でもシンプルなクロスやセットプレーからの得点も増えると期待されます。

この他にも新加入した山村選手はセンターバックやボランチ、トップ下がこなせるユーティリティさが魅力で、リードした場面の途中出場でチームに安定感をもたらしてくれるでしょう。山村選手は常勝軍団の鹿島アントラーズと若手中心に躍進したセレッソ大阪でのプレー経験があり、勝ち方を知っている選手であることも頼もしいです。