欧州メガクラブが求めるサッカー選手

欧州のメガクラブは経営規模が大きく、選手を獲得するための資金を豊富に持っているのですが、どういったプレイヤーを獲得すればいいのかというのは非常に難しい判断を求められます。 まずは監督が考える戦略やフォーメーションに合っているのかどうかという事です。

サッカーはチーム競技の為、個の力も大事なのですが11人でどのようなプレイをするのかを監督に委ねるところから始まります。 例えばカウンターやサイドからのクロスによるハイボール主体の戦術を得意とするチームであれば、足元の技術が優れているフォワードより、多少下手でもフィジカルや空中戦が強く身長の高いアタッカーが欲しいのです。

ただメガクラブであれば前述のような単純な戦術ではなく、圧倒的にゲームを支配出来うる中盤や、マーカーがついていてもゴールを奪えるストライカーというトップ選手となります。 しかし人間である以上、監督の交代やチームメイトとの相性などでチームとフィットせず、多額の資金を投入したのにベンチを温める選手がいる事もメガクラブの実情です。 それがサッカーの難しさでもあります。