アルゼンチンサッカーの特徴

アルゼンチン

アルゼンチンのサッカー代表は、ワールドカップでの優勝経験もある南米のサッカー強豪国です。 国により民族性の違いがあるようにサッカーのプレースタイルも違いをみせます。

アルゼンチンのサッカーの特徴としては、スピード重視のプレースタイルが多くみられます。 どちらかといえば、ドリブルなどで切り込んでいくのではなく、細かなタッチによりボールをつなげていきます。

アルゼンチンはFIFAワールドカップで出場回数16回、優勝回数2回をほこります。 2回のワールドカップ優勝のうち、最後に優勝をしたのは1986年です。 この年は、前評判はあまり高くはありませんでした。

しかし、グループの首位で決勝トーナメントへと進み、とくに準々決勝のイングランドとの試合の勝利では、4年前の政治的な問題の経緯のこともあり、国民が喜びました。 そして、準決勝のベルギー戦、決勝の西ドイツ戦に勝利し優勝を決めました。 大会で5得点をあげた選手が大会最優秀選手賞を受賞しました。

アルゼンチンのサッカー選手のプレイスタイル

アルゼンチン サッカー

南米はサッカーが盛んな土地で有名です。 アルゼンチンは隣国ブラジル同様、世界屈指の選手を擁するサッカー強豪国です。 ワールドカップでも優勝するなど、名実ともに世界が認めるサッカー大国と言えるでしょう。

アルゼンチンのサッカースタイルは、欧州の組織的スタイルとは違い、個人技を主体としたスタイルで有名です。 このスタイルを採用する理由としては、この国で10年に1度のペースで天才的プレーヤーが誕生することが挙げられます。 自らドリブルで相手陣内に切り込み、強烈なシュートを放つ時もあれば、自分に敵を引き付けて仲間のプレーヤーに絶妙なパスをでしたりなど、そのスタイルが他の選手の個人スキルを高めています。

しかし最近は、欧州型の組織的スタイルとパスを主体としたスタイルが世界中で広がったこともあり、アルゼンチンもその影響を受けています。 すなわち、組織的な戦略を導入しつつ、持ち味である個人技を取り入れた、新しいスタイルを確立しつつあります。